2022年04月22日

いったい何が起きたのだろう  

このところずっと気になってるのは中国東方航空の墜落事故だ。
すでにブラックボックスが二個回収されたが、中国当局は何も発表しない。墜落現場近くにある鉱山の防犯カメラが撮った映像が、今のところ唯一の手がかりか。まるでエンピツみたいな機体が垂直に落ちていた。わずか数秒間の映像でわかりにくいが、翼のようなものがない、どう見ても飛行機らしくない物体にみえた。空中で翼(同時にエンジンも)もげてしまったのだろうか?あの形で9000mを一気に落ちたら、操縦士も客も声をあげる余裕はない。中国政府当局は事故調査結果を明らかにしていない。この奇怪な飛行機事故の謎が解明される日がくるだろうか。  


Posted by はじめ at 06:10Comments(0)

2022年04月13日

さらば ヒギンス  



虫が知らせか2月26日のブログに「ヒギンス再読」を書いた。そのジャック・ヒギンス氏が4月はじめに亡くなった。終の住いは英仏海峡にあるジャージー島だったが、死亡原因など詳細はわからない。92歳だったというから老衰でも不思議はない。兵役を務めたあと教師を経て作家になった。代表作「鷲は舞い降りた」はじめ生涯に82編の冒険小説を残した。作者は消えても作品は永遠に残る、という人もいるが、作品とても生き物だ。果たして「鷲は舞い降りた」が五十年後も読者をキープできるだろうか。ボクらは作者とほとんど同時代を生きた。よき時代をありがとう。
さらば、ジャック・ヒギンス。  


Posted by はじめ at 09:10Comments(0)

2022年04月08日

広い空でも衝突事故は ある。   

韓国空軍の初級練習機2機が空中衝突事故を起こして1ヶ月がたとうとしているが、事故原因などの続報はない。どこの国でも自国の軍用機の事故原因は自慢にはならないから、おおやけにしない傾向がある。

事故機のKT-1雄飛(ウオンビー)は、韓国国産の複座初等練習機で1991年に初飛行をした。韓国空軍は当初、スイスのピラタス社が開発したPC-7を購入する計画だったが、その後、軽戦闘機としての使用を考慮した発展型を国産する方針に改めた。なるほど外形はピラタスのPC-7にそっくりだが、キャノピーの桟の位置が後退しているので前席の視界は良さそうだ。キャノピーは一体構造で右側ヒンジで横に開閉し、緊急時には容易に割れるように破砕コードもついているようだ。が、それでも人身事故は発生した。

くりかえすが空中衝突の詳細はあきらかになってない。事故当時の報道では訓練飛行中に2機が空中で接触し、4名の乗員は射出座席で脱出したが、最終的に4名とも死亡が確認された。事故当時の映像は複数の落下傘が開いていた。ここから先は推測だ。4名のうち何名かは空中衝突時に重傷を負っていたかもしれないし、射出座席でコクピットから離れたが、キャノピーなどに頭を激突させた可能性もある。人間が空を飛ぶことは常に危険が隣り合わせなんだ、と改めて思った。
  


Posted by はじめ at 09:28Comments(0)